【ドメーヌ ポワゾ】ロマネ サン ヴィヴァン グランクリュ 2018
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ドメーヌ ポワゾ ロマネ サン ヴィヴァン グランクリュ 2018
タイプ | 赤 |
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品種 | ピノ・ノワール |
年代 | 2018 |
生産地 | ブルゴーニュ |
生産者 | ドメーヌ・ポワゾ |
輸入元 | 勝田 |
飲み頃 | 長期熟成タイプ(10年後~) |
容量 | 750ml |
日本での知名度は低いが、英米では高く評価されているドメーヌはある。アロース・コルトンに本拠を置くドメーヌ・ポワゾもその1つだ。小さな村の教会のすぐ近くで、近所にはフィリップ・パカレやルイ・ラトゥールがある。
造っているのはロマネ・サン・ヴィヴァン、コルトン・シャルルマーニュ、コルトン・ブレッサンドという3つのグランクリュと、ペルナン・ヴェルジュレスのヴィラージュ、プルミエクリュ・アン・カラドゥの5つだけ。計1.85haのマイクロ・ドメーヌだ。すべて合わせてもロマネ・コンティ並の栽培面積しかない。カーヴも小さい。
ナポレオン民法の影響を受けた典型的なドメーヌである。ルイ・ラトゥールの畑を相続した子供たちによって、畑が分割され、メタヤージュやフェルマージュされていた。2009年にレミ・ポワゾがドメーヌを継承し、自家元詰めによりワインを生産し始めた。
レミはフランス海軍で航空母艦の指揮官をしていた。28年間にわたり海の上で暮らしていたが、陸上勤務の幹部となったのを機に、生まれ故郷ブルゴーニュに戻ってきた。24年間にわたりブドウをネゴシアンに売却してきた父モーリスを継いで、2010年に自ら栽培を始めた。
ルイ・ラトゥールの流れを組むだけあって、グランクリュ畑の立地と樹齢が優れている。コルトン・シャルルマーニュは標高300mのラドワ・セリニを見下ろす東向き区画の0.57ha。コルトン・ブレッサンドは、コルトンの丘の下腹部だが、樹齢が50年を超す0.43ha。ロマネ・サン・ヴィヴァンは元々はルイ・ラトゥールのクロ・デ・キャトル・ジュルノーの区画で、DRCの畑の向かいの0.49ha。カバークロップを植えて、リュット・レゾネで栽培している。黒ブドウは除梗し、控えめな新樽で熟成する。
中でも特に注目されているのはロマネ・サン・ヴィヴァンで、ポワゾが所有する区画は、ロマネコンティの真隣に位置しています。 ドメーヌとしての歴史こそ浅いものの、ポワゾ家は20世紀初頭にルイ・ラトゥールから 畑を相続し、代々受け継いでいるため、これだけのラインナップが可能となっています。
ロマネ サン ヴィヴァンの区画
ロマネ・サン・ヴィヴァンは、コート・ド・ニュイのグラン・クリュの中でもエリートに属する畑です。
区画は、、粘土分の多い茶色の石灰岩土壌に植えられており、かなり深いようです。太陽の光をいっぱいに浴びることができる東向きで、伝説のロマネ・コンティの畑の麓に位置しています。
樹齢は約35年で、ピノ・ノワールの繊細さと複雑さをすべて表現した、華やかな赤ワインを生み出しています。
ブドウ栽培、ワイン製造と熟成について
ブドウの生育に影響を与える植物をコントロールするため、畝の下を手作業で除草しています。太陽が昇る東側の葉を手で刈り取っています。剪定方法はシングルギヨー。
ブドウは、手作業で収穫し、ブドウの木ごとに選別した後、100%除梗して上部開放式のオーク樽に入れられます。
浸漬と醸造は15日から18日。アルコール発酵中は毎日パンチンダウン(攪拌)とポンピングオーバーが行われます。30〜50%が新樽のオーク樽で16から18ヶ月間熟成させます。マロラクティック発酵は100%まで行われる。
「ドメーヌ・ポワゾ ロマネ・サン・ヴィヴァン 2018」(Domaine Poisot Romanee-Saint-Vivant 2018)は凝縮していて、ゴージャス、口中でのヴォリューム感あふれるフルボディ。ラベンダー、レッドベリー、エキゾチックなスパイス、バラの花芯、ハーモニーがあり、バランスがいい。気品あふれるフィニッシュは長い。95点。