シャトーダルマイヤック(ポイヤック) 2019

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商品番号:10005

シャトーダルマイヤック(ポイヤック) 2019

タイプ
品種カベルネ・ソーヴィニヨン/メルロ/カベルネ・フラン/プティ・ヴェルド
年代2019
生産地ボルドー
輸入元徳岡
飲み頃早期熟成タイプ(飲み頃に最適期)
容量750ml
¥11,000(税別)
数量

シャトー・ムートン・ロスチャイルドの兄弟シャトー。「バロン・フィリップの三男」と呼ばれる、メドック地区第5級。芳醇でジューシーな果実味溢れるスタイル。

1級格付けシャトー・ムートン・ロスチャイルドが所有する、ダルマイヤック。18世紀にはダルマイヤック家の所有でしたが、その後何度か所有者が変わり、1933年よりムートン・ロスチャイルドが経営するようになりました。このシャトーは、そのシャトー名が幾度となく変わってきたことでも知られています。1855年の格付け時にはシャトー・ムートン・ダルマイヤック。ムートン・ロスチャイルド所有となった後の1956年から1988年まではシャトー・ムートン・バロン・フィリップ(後にバロンヌ・フィリップ)でした。そして1989年に現在のシャトー名、シャトー・ダルマイヤックになったのです。ダルマイヤックが所有する約69haの畑は、ポイヤック村の内陸側に位置し、ボルドーワインの最高峰ともいえる2つのシャトーに囲まれた素晴らしい立地です。1つはメドック格付け第1級のシャトー・ムートン・ロスチャイルド。そしてもう1つは、メドック格付け第5級ながら、いまやトップシャトーに名を連ねているシャトー・ポンテ・カネ。これらのポイヤックを代表する一流シャトーに挟まれたシャトー・ダルマイヤックは、なだらかな丘陸の日当たりが良い位置に建ち、申し分ないテロワールと言えます。 瓶詰めまではこのシャトーで行っていますが、出荷の準備はムートン・ロスチャイルドと同様に行われています。まずブドウは区画ごとに栽培し、その個性を生かしながらアッサンブラージュ。熟成をする際には、木樽を使い分け、オークの香りが強すぎないように仕上げています。このように、バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド家の優れた醸造技術によって造られるワインは、飲み口の柔らかい親しみやすいスタイルとなります。ムートンファミリーの入門編に相応しいクオリティの高い味わいながら、1万円以下から手に入るお値打ちシャトー。

素晴らしい収穫条件が整った2019年のボルドー地方。昼夜の寒暖差がブドウに鮮度をもたらし、恵みの雨がブドウの過熟を防ぎ完熟を助け、テロワールに祝福されたヴィンテージとなりました。凝縮したブドウより生み出されたワインは、ボルドーらしい品格に、生き生きとした鮮度が加わった驚くべきバランスを兼備。クラシック&モダンが融合したような新たな魅力をもつワインが数多く誕生した、比類なきグレートヴィンテージです。

外観はガーネット色の深みのある赤色。バニラやブラックペッパー、スパイスのニュアンスによって支えられたカシスやブラックベリーなどの黒系果実のアロマが香ります。骨格のしっかりしたアタックから、中盤はクリーミーでサテンのように滑らかなボディに、ブラックフルーツとチョコレートのフレーバーが広がるスタイル。ベルベットのように滑らかで均整のとれたタンニンは、心地よく長く続きます。スミレや甘草の余韻がエレガントなフィニッシュへとなります。