シャトーマルゴー 2013
- 数量限定
- 在庫僅少
シャトーマルゴー2013 メドック格付け第1級
タイプ | 赤 |
---|---|
品種 | カベルネ・ソーヴィ二ヨン94%、カベルネ・フラン5%、プティヴェルド1% |
年代 | 2013 |
生産地 | ボルドー |
輸入元 | 株式会社モトックス |
飲み頃 | 長期熟成タイプ(10〜20年後に飲む、またはそれ以上) |
容量 | 750ml |
パリ万博の格付けにて最高の格付け第1級を獲得。その際に行われたテイスティングでは唯一満点評価を受け、名実ともにボルドーワインの頂点へ登り詰めた至高のシャトー。
マルゴーAOCの中で唯一の格付け第一級として君臨する「シャトー・マルゴー」、優雅で香り高い、マルゴー特有のエレガンスを持ち、「ボルドーの女王」と謳われています。
1885年のパリ万博の格付けにて唯一満点評価を受け、格付け第一級シャトーの中でも特に高貴かつエレガントと称されるシャトー・マルゴー。優雅で香り高く強さを秘めたしなやかなスタイルは、「ベルベットの手袋のなかの鋼鉄の拳」と表現され、多くのワインラヴァーにとって羨望の的となっています。
2013年は優良なヴィンテージ
難しいヴィンテージこそ、何が起ころうとも偉大なテロワールがその驚くべき卓越した力を示してくれます。その偉力すべてを知ることはできませんが、2013年もこの法則どおりでした。そのひとつに早熟性が挙げられます。シャトーの最良区画に育つカベルネは、メドックで最も早熟な区画であり、急きょ始まった収穫の前にはすでに、高レベルな熟度に達していました。理想的な熟度に達するにはわずかに4、5日足りない程度でした。その他の理由は、これからもずっと謎かもしれません。偉大なテロワールの特異性を見抜くことは容易ではないのです。どんな状況に立たされても、秀でた区画にあるカベルネはすべて例外なく、とても上質なワインを生み出すことができます。他を超越していることは明らかなので、シャトー・マルゴーのブレンドは迷うことなく決定しました。シャトー・マルゴーは赤ワイン用収穫の38パーセントを占め、例年どおりの生産量と言えます。一方ぶどう品種の割合は、例年と異なります。94パーセントがカベルネ・ソーヴィニヨンと、これまでにない高い比率です。そして5パーセントがカベルネ・フラン、1パーセントがプティ・ヴェルドとなり、メルロはブレンドにまったく加えませんでした。細心の注意を払って収穫したにもかかわらず、メルロは最良区画ですら期待に添う結果が得られなかったからです。つまり、カベルネが際立つワインになると予想されるでしょう。その点に間違いはないのですが、私たちが想像するものとは少し異なるかもしれません。なぜなら、マルゴーのカベルネが充分に熟した時、メルロの特徴ともいえるバランスの良さと甘みを併せ持っていたからです。そしてもちろん、このテロワールならではの繊細さや魅力に満ちています。
シャトー・マルゴー2013年は偉大なヴィンテージであるという強気なことは言いません。私たちはこのワインが困難な状況下で生まれたことを知っているからです。とはいえ、私たちは21世紀の初めに、現在でき得る限りの配慮と入念さ、尽力をもって、このヴィンテージの誕生に携わるという大役を任されました。シャトー・マルゴー2013年の存在は、こうした努力の証となるでしょう。