イタリアワインの生産者として、間違いなくトップクラスの地位を不動ものとしているガヤ。ガヤ(ガイヤ)家がスペインのカタロニア地方からピエモンテに来たのは、17世紀半ば。1989年にジョバンニ・ガイアがワイナリーを設立し、現在の当主アンジェロ・ガイアは4代目のオーナー。
アンジェロ氏の父にあたるジョヴァンニ氏の代に、現在もガヤのフラッグシップであるキュヴェ、バルバレスコが高い評価を受けたことによってイタリアワイン界のトップとしての地位を確立しました。
バローロの中でもバルバレスコ寄りに位置する単一畑で造られ、エレガントで優しい味わいが特徴。長い熟成を経ても、ピュアな果実の味わいが口に含んだ瞬間から最後の余韻まで長く続く素晴らしいワインです。
「コンテイザ」の名前は、紛争という意味。畑の所有権をめぐるバローロとラ・モッラの紛争に由来しています。コンテイザの畑は川の近くに位置するので、暖かさに恵まれており、また、バローロの中でもバルバレスコ寄りに位置するため、造られるワインもバルバレスコ的な性格を持った比較的柔らかな味わいとなります。華やかなアロマとシルキーで洗練された果実味、ピュアでエレガントな仕上がりのバローロです。 単一畑のバルバレスコと同様に、1996年にD.O.Cランゲに格下げされたワインの一つで、2013年ヴィンテージ以降はバローロのアペラシオンとしてリリースされています。