【ドメーヌ　ジェラール　ラフェ】モレサンドニ　プルミエクリュ　レ　ミランド　2019

モレ・サン・ドニに本拠地を置くジェラール・ラフェは、シャンベルタン・クロ・ド・ベーズの最高の生産者の一人とされ、パーカーから4ツ星を与えられたジャン・ラフェの息子が2002年に引継ぎ、自身の名前に変更したドメーヌです。ほとんどのワインをネゴシアンに販売しているため、ドメーヌ元詰めは極わずかです。2003年には、あのロバート・パーカー氏から98点という稀に見る高得点を獲得し、一躍有名となりました！

世界中のワインラヴァーに愛された、父「ジャン・ラフェ」のどこまでも優しい味わいを引き継ぎながら、より現代的なスタイルへと変革したジェラール・スタイル。伝統を重んじながらも脈々と引き継がれる一子相伝の醸造法こそがラフェの真骨頂。所有する区画は12ha、ネゴシアンにも樽で販売している為、自社で瓶詰めするものは非常に少ない貴重なワインです。輝きのある淡く美しいルビーの色合が特徴的で、綺麗な酸と優しいタンニン、熟成する事により酸が溶け込みより旨味が引き出されるファンを魅了して止まないワインです。

全ての畑はドメーヌ所有。伝統的、自然のままの方法で醸造。マセラシオンは短め。ブドウは1本の木に7房ぐらいまで。1級畑ミランドの所有面積は0.13ha。標高260メートルのモレ・サン・ドニ村の入り口にあるクロ・ド・ラ・ロシュの北側に位置し、やや茶色がかった白亜粘土質の土壌。畑は村の中心に位置し、周囲の1級畑の中でも特に高く評価されるワインを多く生み出しています。ジェラール・ラフェは、平均樹齢80年の0.5haの区画からつくられたブドウを使用。繊細なアロマ、果実味が豊かでまろやかで柔らかい味わいです。赤系ベリージャムの凝縮したアロマが印象的。

精力の塊であるジャン・ラフェは働きづめである。品質にこだわり、濾過器を一度も使ったことがない、稀なブルゴーニュ人の一人である。赤や黒の果実味の特徴は秀逸。(by　ロバート・パーカー)