【ミュニエ】ニュイ サン ジョルジュ プルミエ クリュ クロ ド ラ マレシャル 2019
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ジャック フレデリック ミュニエ ニュイ サン ジョルジュ プルミエ クリュ クロ ド ラ マレシャル 2019
タイプ | 赤 |
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品種 | ピノ・ノワール |
年代 | 2019 |
生産地 | ブルゴーニュ |
生産者 | ジャック フレデリック ミュニエ |
輸入元 | 株式会社 空 |
飲み頃 | 中期熟成タイプ(4年後から飲み頃へ) |
容量 | 750ml |
1902年以来、ミュニエのモノポール。ただし、2003年まではフェヴレイに貸し出されていました。
ミュニエの手に戻ってからワインのスタイルは大きく変わり、ニュイの南部クリマに見られるような武骨さはなく、しなやかでエレガントなワインとなっています。
19世紀にディジョンで酒商を営み財をなしたミュニエ家は、1863年にマレ・モンジュ家から現在の本拠地となっている、シャトー・ド・シャンボール・ミュジニィの邸宅を購入した際に、たまたま4haのブドウ畑が付属していました。
1863年にドメーヌを設立し、シャンボールに4ha強を所有(ミュジニィ、ボンヌ・マールと2つのグラン・クリュを擁する)し、ニュイ・サン・ジョルジュに10ha弱を所有。
熟成に新樽はほぼ使わず近年減少傾向にあります。
樽熟成2年目(18か月)の冬に、一度だけラッキング清澄、濾過せずに瓶詰めされます。このような造りから、色の濃度は抑えられ、口当たり柔らかく、シルキーな喉越しのワインが生まれます。
ワインはまばゆいばかりに香しく、美しい果実味と透明感があふれ、余韻は驚くほど長く続きます。
テロワールを見事にボトルに詰め込んだワインたちは、どれを飲んでもそれぞれに調和がとれています。
ミュニエは若い時でさえ見事に美味しいのですが、20年も熟成させると超越的感覚をもつ、特別なピノ・ノワールになるとも言われています。
まばゆいほどに芳しく、壮麗なワイン。ミュニエにしか表現できないと思わせるほどの芸術的な作品です!
ニュイ・サン・ジョルジュのクロ・ド・ラ・マレシャル
このミュニエが全面積を所有するモノポールのクリマは、2003年まで50年にわたりフェヴレに貸し出されていたものだ。ようやくその契約が切れ、2004年からミュニエが栽培・醸造している。
フェヴレ時代のクロ・ド・ラ・マレシャルは、まだ長期熟成型を標榜する先代の造りだったことも手伝い、いかにも怒り肩のワインだった。
しかし、ミュニエ時代になってからは、これが本当に同じクリマかと訝るほど、エレガントなワインへと変貌している。
香り高く、デリケートでエレガント。ミュニエのワインは一本筋が通っている。
パーカーポイント 92+点
2019年のブルゴーニュは4月の霜害と初夏の暑さによる水不足で収穫量が大きく減少。ブドウの生命力と栽培家の力量が試された年となりました。しかし夏から秋に移る頃には冷涼な日々が続き、穏やかな収穫期を迎えたことで、上質な酸を備えたフレッシュなブドウの収穫に成功。2018年のワインが緻密なボディや凝縮感のあるスタイルであるのに対して、2019年のワインはピュアな酸が魅力の味わいに仕上がっています。