カリュア　ド　ラフィットロートシルト　2018

1855年のメドック格付けが決定した際、第一級の首位の座に輝いた、不屈の栄光を誇るシャトー・ラフィット・ロスチャイルド、メドック格付け第一級であり、左岸の王者と讃えられるワインのセカンドラベル。

収穫されたものから、ファーストに使用されるのが約3割で残りの約4割がこちらのセカンドに使われ、ファーストの品格を確実に受け継ぐスタイルを目指し醸造。双方を比べると、比較的比率の高いメルロによるまろやかさと若い樹齢のブドウに由来する、少しカジュアルなテイストが独自の個性をとして表現されています。

2018年は、春の長雨によりカビのリスクが高まった難しい年でした。
しかし、夏から収穫期にかけては温暖な気候と好天に恵まれ、ブドウの凝縮度が高まり、品質の優れたグレートヴィンテージとなりました。

鮮やかなルビーレッドの色調。ラズベリーやダークチェリーを想わせる豊かなアロマにハーブのニュアンスが漂います。とても滑らかな舌触りで凝縮感のある果実味が優しく広がり、綺麗な酸との絶妙な調和を保っています。ファーストラベルの品格を感じるエレガンスと凝縮感を堪能できる素晴らしいワインです。

■ジェームズ・サックリング/97点獲得（VT2018）
■ワインアドヴォケイト誌/94点獲得（VT2018）
■ワインスペクテイター誌/94点獲得（VT2018）