【ドメーヌ アルロー ペール エ フィス】 モレサンドニ 2021
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ドメーヌ アルロー ペール エ フィス モレサンドニ 2021
タイプ | 赤 |
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品種 | ピノ・ノワール |
年代 | 2021 |
生産地 | ブルゴーニュ |
生産者 | ドメーヌ アルロー |
輸入元 | アグリ株式会社 |
飲み頃 | 中期熟成タイプ(4年後~今飲み頃です。) |
容量 | 750ml |
モレ・サン・ドニ村において、1942年から続く歴史あるドメーヌです。ポンソ家、デュジャック家、リニエ家、グロフィエ家らに勝るとも劣らない評価を得ています!3代目となる当主シプリアン・アルローは、ドメーヌ継承から約10年という早さで、ドメーヌをモレNo.1の地位へと台頭させた「100年に1人の逸材」と言われています。
シャンボール・ミュジニィ村の北側に位置する4つの区画、レ・ビュシエール、レ・ゼルビュ、レ・シャルダンヌ、レ・ガンマールのブドウをブレンド。モレよりも石灰質の多い土壌からエレガントでシルキーなタッチのワインが生まれます。
ドメーヌはモレ・サン・ドニに位置するが、ニュイ・サン・ジョルジュにも14世紀からのカーヴを持ち、現在ではオールド・ヴィンテージのストック用としています。1998年よりニュージーランドと南アフリカでシャルドネとピノ・ノワールのワイン造りを修行してきたシプリアンの参画によって、畑仕事は全てリュット・レゾネとなり、殺虫剤、除草剤の使用は一切使用していません。2004年からすべての畑においてビオを実践しています。
シプリアン(Cyprien)が2000年に醸造責任者になり、果実味がより豊かで、尚かつエレガントさに磨きが掛かってきました。彼はいろいろなところでのスタジエ(ワイン造りの助手)を経てドメーヌに戻ってきました。早速グリーン・ハーベスト(実の熟す前に摘果してしまうこと)を積極的に行ったり、果実の実った段階であまり良くない樹を畑から抜いて果実の品質を安定させるなど、質の高いワイン造りに積極的に取り組んでいます。所有している葡萄の樹齢は平均的に古く35年~50年です。そして収穫量もかなり制限していて、単なるブルゴーニュ・ルージュでも35hl/haです。村名のAOCのものは30hl/ha、一級は28hl/ha,そして特級は25hl/haにして凝縮した葡萄からテロワールが反映されたワインを醸造しています。
こちらは、モレ・サン・ドニの中心部にある区画クロ・ソロンと、ジュヴレ・シャンベルタンとの境にある区画アン・スーヴレのブドウを使用しています。通常、ややしっかりとタンニンがあり、ジュヴレのような力強さも感じるモレ・サン・ドニですが、こちらは繊細で優しく、極めてエレガントな仕上がり。上品なフローラルの香りが漂い、口に含むとカシスなどの熟した果実とスパイスのニュアンス、きれいな酸が全体をまとめています。
ブルゴーニュの2021年は、ブドウの収量が減少したもののワインはエレガントな仕上がりになったことが特徴です。4月に夜間の気温が大幅に下がり、ブルゴーニュ全域で深刻な霜害が発生。また生育期間である春から夏にかけて湿度が高まり、病害に悩まされる生産者もいました。ただ生き残ったブドウには2020年と比べてジュースがしっかりと蓄えられており、酸味も高い傾向だったことから、ワインは果実味と酸味のバランスに優れた出来栄えとなったのです。 赤ワインにおいては、低収量になり凝縮感を湛えた果実が実ったことで、しなやかで肉厚、瑞々しいアロマを備えたスタイルで、程よいボリューム感がありながらも、ブルゴーニュらしい繊細で優美な味わいをお愉しみいただけます。