ブルゴーニュ白ワインの都と称されるムルソーに本拠を置くネゴシアンがヴァンサン・ジラルダンです。ジラルダンでは「畑はなるべく手を加え、醸造はできるだけ自然に。しかし、設備はモダンに」という哲学を掲げワイン造りに取り組んでいます。畑は昔同様の方法で人の手間をかける一方、醸造では温度管理のできる完璧な近代設備を持つワイナリーがとても重要であると考えています。
ジラルダンでは「一番重要なのはスタンダードが高いクオリティを持つ事」と語っており、彼らが目指すブドウ畑重視の姿勢と自然な醸造によって生み出されるワインは、著名な評論家やワイン愛好家から高い評価を得ています。
エモーション・ブルゴーニュ・ブランは、年間生産量も少ない、希少なキュヴェ。
ピュリニー、シャサーニュ、ムルソー(ACムルソーの東側にあるA.C.ブルゴーニュのエリア)のブドウを使った、村名レベルのワインです。ブドウは手摘みで収穫し、選別。ゆっくりと抽出させるため、圧搾は軽い圧力で行っています。軽く澱引きをしてから、500Lの樽(新樽15%)に入れて12ヶ月熟成。月のカレンダーに従って瓶詰めします。