ドメーヌはコート・ドールの北端マルサネを中心に21ヘクタールを所有しています。収穫したワインの60%は自社で瓶詰めし、そこからおよそ3分の1を輸出します。残りの40%はネゴシアンに売却します。マルサネ近代化の礎を築いたドメーヌ・クレール・ダユ、その血統を継ぐのが、ブリュノ・クレールと、このドメーヌ・バールなのです。
今日ではフランスで最も権威ある評価誌メイユール・ヴァン・ド・フランスで2ツ星を獲得。これは同じくクレール・ダユの流れを汲むマルサネのドメーヌ、ブリュノ・クレールと並ぶマルサネにおける最高評価で、フランス本国ではマイナー・アペラシオン故価格は控えめながら品質が高い事からお買い得な生産者としても人気を博しています。
フランス、ブルゴーニュ地方のジュヴレ・シャンベルタン村の9つある特級畑の中で、このシャンベルタン・クロ・ド・ベーズは特に名声が高い。「ブルゴーニュの王」「王者のワイン」と呼ばれ、ナポレオンが愛した銘醸畑としても有名です。世界的に有名な畑がずらりと並ぶ「グラン・クリュ街道」の一番北にあります。ピノ・ノワール種から造られる赤ワインは、しっかりとしたタンニンと果実の凝縮感を感じながらも、きちんと酸とミネラルのメリハリがある、気品を持ち、ブルゴーニュ随一の鮮烈で堅牢なワインを生みます。