【ドメーヌ ミッシェルグロ】ヴォーヌロマネ プルミエ クリュ オー ブリュレ 2019
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ミッシェルグロ ヴォーヌロマネ プルミエ クリュ オー ブリュレ 2019
タイプ | 赤 |
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品種 | ピノ・ノワール |
年代 | 2019 |
生産地 | ブルゴーニュ |
生産者 | ドメーヌ・ミッシェルグロ |
輸入元 | 豊通食料株式会社 |
飲み頃 | 中期熟成タイプ(5年後~飲み頃です。) |
容量 | 750ml |
ヴォーヌ・ロマネにおける大ドメーヌ、グロファミリーのワイン! 0.7haの3分の2が、特級ミュジニーに隣接するレ・ザルジリエールという区画。ほかに道路に近い3つの区画のブドウが用いられる。村名シャンボールとしては力強いスタイルで、ダークチェリーやブラックベリーなど黒い果実系のアロマが感じられる。ヴォーヌ・ロマネにおけるかつての大ドメーヌ、ジャン・グロは、96年に3人の子供への相続が完了。
リシュブールを妹のアンヌ・フランソワーズに譲る代わり、ジャン・グロの看板となるモノポール畑、ヴォーヌ・ロマネ1級クロ・デ・レア2.12haを継承したのが長男のミシェル・グロ。また、ジャン・グロのラベルが消滅するはるか以前から、実質的にジャン・グロのワインを造っていたのもミシェル・グロである。
あらためてグロ家の家系について述べれば、ジャン・グロにはほかに3人の兄弟がおり、兄のギュスターヴと妹のコレットはグロ・フレール・エ・スールを創設。このふたりには子供がなかったため、ジャンの次男、つまりミシェルの弟であるベルナールが跡を継いだ。ジャンの弟のフランソワはドメーヌ・フランソワ・グロを立ち上げ、娘のアンヌが成長するとドメーヌ・アンヌ・エ・フランソワ・グロに改名。95年以降、ドメーヌ・アンヌ・グロとして継承された。
ミシェルの妹、アンヌ・フランソワーズはポマールのフランソワ・パランに嫁ぎ、ジャン・グロの生前贈与が始まった1988年にドメーヌ・A-F・グロを創設。ワインを醸造しているのは夫のフランソワ・パランである。
このように現在、グロを名乗るドメーヌは全部で4つ存在する。
ドメーヌ・ミシェル・グロはヴォーヌ・ロマネ、ニュイ・サン・ジョルジュ、シャンボール・ミュジニーに畑を所有。特級畑としてはクロ・ヴージョの最上部に0.2haの区画を所有する。ただし、もっとも広い畑はブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイで、その面積は10haを超える。これはジャン・グロとは別にミシェル・グロが若い時からコツコツと広げた区画である。
赤ワインの醸造は手摘みで収穫後、ブドウ畑の中で選果。3〜6人の摘み取り人に対しひとりの選果人をつける。
醸造所に運ばれたブドウは100%除梗。1996年以降、ドメーヌでは補糖を一切せず、万が一、熟度が足りない場合にはエントロピー・エヴァポレーターを用いて果汁を濃縮する。自生酵母による万が一のトラブルを好まないミシェルは、培養酵母を用いてアルコール発酵。発酵の前半でルモンタージュ、後半はピジャージュによって抽出を行う。
ブルゴーニュ・ルージュとブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイの樽熟成は、最初の6ヶ月を大樽で行い、その後、1〜3年使用した小樽に移して12ヶ月続ける。村名以上は小樽で18ヶ月だが、新樽率はアペラシオンごとに異なり、村名で30〜40%、1級で50〜80%、特級のクロ・ヴージョで100%だ。
こちらの一級畑オー・ブリュレは、特級畑リシュブールの北側に位置する優良畑。「ブリュレ」とは「焼けた」という意味で、土壌の水捌けの良さが畑の名前に由来しています。石灰質の小石を多く含む深さ30〜35cmの表土が水捌けの良さに寄与しています。
収穫は手摘みで行われており、ブドウ畑の中で選果を行います。ブドウは100%除梗され、発酵の前半でルモンタージュと後半でピジャージュを行い色素とタンニンを抽出。熟成は新樽比率50~80%の小樽で18ヵ月間行い、清澄を行った後に瓶詰します。造られるワインは、リシュブールと同系列の印象をもちながら、リッチで凝縮感のある果実味と、豊かなミネラルとタンニンが筋肉質な骨格を形成しています。力強さとエレガンスが共存した、素晴らしいストラクチャーが魅力です。